アルベール・カミュ

アルベール・カミュ

「忍耐」について考えることがある。なにしろ自分は、とても忍耐を備えていると思えないからだ。子供の頃から、物事を投げ出すのは早かった。ルービックキューブも完成したことないし、ヤマハ音楽教室や書道など習い事もとっととやめてしまった。

これは大人になってからも同じだ。ギターも買ったきり数回チャレンジして放置してある。しかも、会合の役員とかテニスクラブの幹事とか頼まれたりするのだが、これも逃げ出すように放り出すのだ。

テレビでは華やかに見える芸人やタレントたちは、それなりに苦労しているはずだ。長い下積み期間や厳しいオーディションを勝ち抜くのは、並みの忍耐ではないだろう。ジャニーズ事務所のタレントも、けっこう若いうちからチヤホヤされるけれども、それなりに苦労はあるでしょうよ。なぜだか最近はSMAPのキムタクより、TOKIOの長瀬智也の方が好感が持てる。

湖に優雅に漂う白鳥も、見た目の美しさからは想像できないくらい、水面下で必死に水を漕いでいる。漂うのが楽しくてそうしているのか、それは忍耐なのか分からないけれども、一生懸命に本能で生きているのだ。そういう意味で、夢を実現した華やかな舞台で活躍するタレントたちはやはり幸せだろう。

きっと、「幸せになろう」と意識して生きているうちは忍耐も辛いものだろう。他の人が見て、「大変だな」と思うようなことも、自分の幸せとして無意識にやっていることは辛い忍耐などではないだ。だから、何度でもやり直しして良いのだ。自分が本当に楽しい、それを行なうことが幸せだと思えることに出会えるまでは。けっして「忍耐がない」などと自己批判せず、何度でも。

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